湖沼・流域生態系の観測の高度化と気候変動の
影響評価および適応に関する研究
適応PGのPJ1~3に対応し下記の研究課題を進める。
- PJ1:湖沼内において表層水温上昇と底層貧酸素水塊の増大が同時に生じることによる、冷水性の生物群集への影響を評価するための観測を行う。また、出水による栄養塩負荷増大の生態系への影響を評価するための観測を行う。
- PJ2:気温上昇の生物分布への影響を評価するために、環境DNAを用いた生物の広域分布評価手法の開発を行う。また、降水パターンの変動が流域負荷におよぼす影響を評価・予測するため、流域流出モデルを構築する。
- PJ3:小湿地の創出等の湖沼・流域における適応策の有効性検討および技術開発を行う。