日本の山岳永久・季節凍土帯にて、凍土動態の現状把握と将来予測および凍結融解による地表面破壊の長期的監視のための技術開発を行う。また、衛星データ、地形・微気象データ、モデル解析を統合した凍土帯の凍結融解による地表面変位(凍上および沈下量)のマップを作成する。これらの知見により、現状及び将来の凍土融解による地形浸食につながる凍土の脆弱性をより正確に予測することが可能となる、より適切な気候変動適応策の推進において有益な情報の提供が期待される。