降雨頻度・強度の増加により都市水害の頻発する熱帯地域において、固形廃棄物の投棄および不適正処分に起因する都市排水システム閉塞の実態を把握し、浸水被害の軽減と廃棄物流出による環境汚染の防止のための戦略的な方策を示す。廃棄物収集運搬体制の見直し、路上投棄の防止、排水路付近の環境整備、排水路・道路清掃、廃棄物関連施設の立地制限などの包括的な対策を自治体と共同で立案・計画する。