国立公園等の自然保護区において、気候変動による生物や景観及びその利用の予測評価を行い、適応のためのオプションと具体的な管理策を提案する。これまでに生物や景観を対象に考案した評価方法を利用面の評価にも拡張し適用する。また、管理策に関して行政文書や民間保護地域の事例を収集し、気候変動下における自然保護区の保全・利用両方の側面から管理策へとつなげる枠組みを構築し、二項業務で想定される自然保護区管理に対する地域からの要望に対応できる体制を整える。